お局様にも好かれるSoRaが教える言葉より大切なこと

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言葉というものは、言い方次第で、好意的に聞こえることもあるし、悪意のある・棘のあるように聞こえることもあります。

ある人に言われた「何とも思わない言葉」も、別の人に言われたら

あんたに言われたくないわ!

って思うこともあります。

同じ言葉であっても

  • この人に言われるのは全然平気
  • この人に言われるとイライラする

というように、言葉を発した人によって、言われた人の反応が変わるということってありますよね。

これってどういうことなのでしょうか?

今回はそんな、「言葉」に影響を与えるモノについての話です。

目次

1.コミュニケーションは言葉選びよりも、関係性の方が重要

  • この人に言われるのは全然平気
  • この人に言われるとイライラする

この違いがどこにあるかというと、「関係性」が大きく関わっています。

良い関係を築けている相手であれば、多少のことを言われても

まあ、いっか

と、許してもらえます。

でも、良い関係を築けてない相手だったら、ちょっとしたことでも

むかつく

って思ってしまいます。

コミュニケーションを取る中で、言葉選びは大切です。

しかし、このように相手との「関係性」が、言葉以上に重要なものになってきます。

2.失言だってするよ…だって人間だもの

コミュニケーションを取る中で

「つい言っちゃった」
「言わなきゃいいこと言っちゃった」

そんなミスは誰にでもあります。
だって、人間だから。

でも、たとえ失言してしまっても、普段の関係性を上手に築くことができていれば、その後も関係を悪化させずに、保っていくことが出来ます。

3.お局様キラーの失敗談

僕はいわゆる「お局様」と、人間関係築くのがとても得意です。

いつも、お局様のご機嫌取りの役になったり、「お局様専用シフト」と呼ばれる、お局様とばっかり一緒の勤務を組まれるほどに。

そんな僕が、お局様に

つい言ってしまった

ということがあったんです

そう…
あれは看護師として働き始めて、2年目になる直前。
1月の出来事です。

その日は、お局様と同じ日勤でした。

ちなみに、このお局様は、病院内の全スタッフが知っている病院一有名なお局様で、Drの間でも、その危険度を申し送りする制度があるという噂がたつほどの「THE・お局様」

そんなお局様から

あんた達、あと少しで2年目になるのよ?
そんなんでどうすんの?大丈夫?
あんた達は、甘やかされて育てられたからね

と、言われました。

この言葉は、毎年、同じ時期に1年目の子たちに言ってきた、いわば「恒例行事」のようなものでした。
(翌年も同じ時期に全く同じことを言ってました)

とはいえ、僕は1年目で、そんな「恒例行事」あるとは知る由もなく。

「自分なりに一生懸命やってきて、一通りの業務もちゃんと行えるようになってきた!」と思っていた僕。
よせばいいのに、お局様に言われたことを真正面から受け止めてしまい、言っちゃったんですよ…

誰も甘やかして育ててくれなんて、頼んでませんから!
甘やかして育てたのは、そっちの勝手でしょ!
勝手なこと言わないでください!

って、ついwww
もう頭に気過ぎちゃってwww

もちろん、そのお局様は大激怒。
しばらく口きいてくれなくなりました。

その後、こっちから何度か普通に話しかけていると、話してくれるようになったので良かったです
この状況で普通に話しかけられるメンタルを、いったい僕はどこに置いてきたんだろう…(遠い目)

普通、いきなりお局様に、こんな発言をしていたら、ものすごく嫌われて、その後ターゲットされていたと思います。
でも、幸いそれまでの関係性を上手く築いていたので、こんなことを言ってしまっても、その後も平和に過ごすことができました。
もし、このお局様と関係性を築けていない状態で、あんなことを言ってしまったらと思うと、ゾッとします。

関係性ができていたからこそ、言えた「失言」だったとも言えますね。

僕が退職する時に、そのお局様からは

あんたとは、あんなことがあって、その時は本当『ふざけんな!』って思ったけど、真直ぐ素直に意見を言ってくれるのは、あんたくらいだったし、私は良い関係だったと思ってる。

という言葉を貰いました。

4.言葉の意味は、関係性によって大きく変わる

今思うと、笑えないくらいの失言だったとは思います。

でも、その失言までの関係性が良いものだったから、失言を「真っすぐ素直に意見を言ってくれる」と捉えてもらえたんだと思います。

これは、お局様とだけに言える話ではありません。
どんな関係であっても、人は言葉よりも「関係性」を重視する傾向にあるのだと思います。

もちろん、関係性が良ければ
何を言っても良いという話ではありません

どんな言葉で相手に伝えるかも大事です。
ですが、言葉の意味というものは、関係性によって大きく変わってしまうということをこのお局様とのエピソードは教えてくれました。

関係性が大事なのは分かったけど、苦手な人と良い関係を築くにはどうすればいいの

という方はこちらの記事も合わせて読んでみてください

5.まとめ

今の時代、「何を言うか」よりも「誰が言うか」が重視されているように感じます。

「誰」とは、インフルエンサーであったり、芸能人であったり、何かの分野で成功している人のことが多いです。

「言葉よりも、関係性が重視される」というのは、これに少し近い気がします。
ただこの場合は、関係性というよりも、権威性を重視していると思われますが。

もしかしたら、時代とともに「言葉」の力というものが、弱くなっているのかもしれませんね。

途中にも書きましたが、「言葉が大切ではない」ということではありません。
言葉も大切だけど、その言葉を正確に相手に伝えるためには、その土台となる「関係性」が重要となります。

言葉だけを気を付けていても、良い関係はできていかないので、注意が必要です。
ですが、一度関係性が出来てしまえば、少しの失敗は許してもらえます。

人とのコミュニケーションには「関係性」が大切ということを意識していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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