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もっと自分に自信持って良いんだよ
自分に自信がないと相談すると、そういって励ましてもらうことってありますよね?
励ましてもらえるのは、とても嬉しいし、自分も「自分に自信を持ちたい」って思ってる。
でも、どうしても自信が持てない。
僕も自分に自信が持てず
- 営業が上手くいかない
- 人一倍緊張しやすい
のように、日常生活の中で、困ったことが多くあります。
そこで今回は
- どうしても自分に自信が持てない
- 自信をつけるにはどうしたら良いんだろ
と、悩んでいる人に向けて
〇自信がある人になるための7つの方法
〇自信がないことの影響
〇自信がない原因
この3つについて、分かりやすく紹介・解説していきたいと思います。
1.自分に自信を持つには? ~自信のつけ方7選~
自分に自信がない人は、自信がある自分になりたいと日ごろから思う機会も多いでしょう。
ですが、簡単に自信がつけば苦労はしませんよね。
もちろん、自信がつくまでには時間が掛かります。
ですが、自信をつける方法自体は、実はそんなに難しくありません。
今すぐできる『自分に自信がある人になるための7つの方法』を紹介します。
〇自分に許可を出す
〇自分に感謝を伝える、出来たところ・良い所(嫌いじゃないところ)を探す
〇鏡の前で自分を褒める
〇身体を動かす、日光浴をする(セロトニンを増やす)
〇瞑想をする
〇姿勢をよくする(胸を張る、上を向く)
〇自信があるようにふるまう
それぞれ解説していきます。
①自分に許可を出すと自信がついていく
自分に自信をつけるためには、自分に許可を出しましょう。
自分に許可を出すとは、「〇〇しなければならない」、「○○するべき」というあるべき思考の、少しハードルを下げた「○○しても良い」と考えることです。
先にも言いましたが、あるべき思考だと、できなかった自分をダメと評価してしまいます。
ですが、自分に許可を出す「○○しても良い」だと、するかしないかを選択できる余地があり、しなかった場合も強制ではないので、自分をダメと評価することができなくなります。
自分は完璧主義だ!
あるべき思考を持っている!
という人は、「完璧じゃなくても良い!自分に許可を出すだけでも良い!」と、自分に許可を出してみましょう。
②出来たところや良い所を探して自分を褒めて自分で自信をつけていく
自分の悪い所って見つけやすいですよね。
反対に、自分の良い所って見つけにくいですよね。
でも、本当に「自分の良い所」って、見つけにくいんでしょうか?
自分の良い所を探しているときって、思いついた良い所に対して、自分自身で
いや、それって「できて当たり前」のことだから
なんてツッコミを入れたりしていませんか?
できて当たり前のことって、良い所か悪い所かで言ったら、良い所です。
なのに、人から「そんなの当たり前じゃん!」と言われるんじゃないと不安に思う
そして、先に自分でツッコミを入れて、せっかく思いついた良い所を、見て見ぬふりしてしまっていることって多いんです。
朝起きて、仕事に行って、同僚や上司に挨拶して、今日のやらなければいけない仕事を終わらせて、家に帰って来て、ご飯を食べて、しっかり休む…
当たり前に毎日こなしていることも、「できている良い所」であって、褒めていい所なんです。
例えば、自分が専業主婦だったとします。
毎日、朝ご飯、お昼のお弁当、夕飯を作って、家の掃除をして、旦那さんが帰ってくる前にお風呂を沸かして待っています。
それに対して、感謝もされず「当たり前」と思われている。
専業主婦だから、家事をすることは「当たり前」のことかもしれません。
でも、当たり前であっても、「感謝もされずに、やって当たり前」と思われているとしたら、ちょっと腹が立ちますよね?
毎日やってるんだから、感謝してもらっても良いんじゃないの?って思いますよね。
自分に対しても同じです。
当たり前のことかもしれませんが、その「当たり前なこと」を、当たり前にできている自分を見つけて褒めてあげましょう。
1日の中に、自分を褒めてあげられる所って、実はたくさんあるんですよ。
③鏡の自分に向かって自分を褒める
1つ前の項目で「自分を褒める」と伝えました。
これを、鏡の前に立って、鏡に映る自分に向かって語り掛けると、より効果があります。
ですが、自分に自信がない人にとっては、意外とこれ難しい作業です。
他の方法に比べると、精神的なハードルが少し高めになるので、心が受け付けない場合があります。
僕は何度か挑戦しましたが、あまりに自分に自信がなさ過ぎて、鏡の前の自分を見ることも、語り掛けるのも、すごく抵抗があって辛かったです。
そんな場合は、無理しなくて大丈夫です。
これ以外の方法を実践していって、少しずつ自信をつけていって、これに抵抗がなくなった時に再挑戦してみましょう。
鏡の前で自分を褒められなかったけど、褒められるようになったときは、前より自分に自信がついた証拠にもなりますね。
④身体を動かして日光を浴びる(セロトニンを増やす)
散歩やストレッチなどの簡単な運動や、朝起きてすぐにカーテンを開けてたり、ベランダや庭に出たりして朝日を浴びることを、日ごろから心がけてみましょう。
軽度な運動や日光浴をすると、セロトニンという物質が分泌されます。
セロトニンとは、ドーパミンやアドレナリンと同じく、脳内伝達物質の1つです。
最近では、セロトニンもかなり有名な脳内伝達物質のひとつなので知ってる・聞いたことあるという人も多いでしょう。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、精神を安定させてくれる働きを持っています。
セロトニン不足は、うつ病や不安障害などの発症の原因になるともいわれています。
運動や日光浴をするだけで自信がつくわけではありませんが、気持ちが前向きになりやすく、自分に自信を持つマインドになれるために大切なことの1つです。
⑤瞑想をする
近年、マインドフルネスや瞑想が流行しているので、すでにやっている人も多いでしょう。
Youtubeでも、マインドフルネスや瞑想のやり方を解説している動画や、音声で誘導してくれる動画も沢山あるので、参考にしてみてください。
瞑想(マインドフルネス)は、簡単に言えば、深呼吸しつつ、自分の呼吸や身体・感覚に集中することです。
自分に自信がない人は、他人軸で生きている人が多いと言いました。
つまり、自分に対して集中する時間が極端に少ないんです。
そこで、瞑想をして、自分の身体や今感じている感覚(風が顔に当たってる、背中に日が当たって暖かいなど)に集中することで、自分に集中…
つまり、自分軸を感じる練習になるということです。
自分に集中することは、自分を優先にするということです。
自分に自信がない人は、もっと自分を優先にしても良いんです。
瞑想をして、自分に集中すること、自分を優先することに慣れていきましょう。
⑥胸を張ったり上を向いたりしてみる
先に、自分に自信がある人は、胸を張って、上を向いている人をイメージすると書きました。
思考と行動と感情は、それぞれ相互関係にあります。
例えば、落ち込むことを考えていると(思考)、顔は眉毛や口角が下がり、頭も下がり(行動)、気持ちもどんどん落ち込んでいきますよね(感情)。
でも、「クヨクヨしてちゃダメだ!元気出そう」(思考)と考えると、顔があがり(行動)、それにつられて気持ちも前向きになっていきます(感情)。
このように、思考、行動、感情は、それぞれが独立しているものではなく、それぞれが影響しあっているものなんです。
そこで、まず自信のある人にイメージである「胸を張る」や「上を向く」などの行動を先に変えることで、思考や感情にも影響を与えよう…というのがこの方法です。
⑦自信があるようにふるまう
自信をつけるためには、自分に自信がある人のようにふるまいましょう。
1つ前の「胸を張る」「上を向く」などの行動を自信のある人のように変えると似ていますね。
これは「as if(アズイフ)テクニック」と言われるもので、「まるで~のようにふるまう方法」です。
人間の脳は、とても優秀な反面、意外とおっちょこちょいな所がある器官です。
どんな「おっちょこちょいな所」があるかというと、想像と現実の区別がつかないと言われています。
このおっちょこちょいな脳の特徴を利用しているのが、「as ifテクニック」です。
まるで自分に自信のある人のようにふるまっていると
あれ?私って自分に自信あるんじゃね?
と勘違いしてくれて、そう思い込むようになっていくんです。
なので、胸を張ることや上を向くなどの行動以外も、自分の思う「自分に自信がある人」のイメージ通りに振る舞ってみると、脳が自分に自信があると判断していってくれます。
2.自分に自信がないことが人を傷つける原因になる!?自信がない人が持つ短所とは
別に自分に自信がなくたって、誰に迷惑かけるわけじゃないから良いじゃん!
過去の自分は、こんなふうにひねくれたことを考えていました。
ですが、実は「自分に自信がないこと」が理由で、今までいろんな人を傷つけてしまっていた…と、気づいたんです。
どういうことかというと、自分に自信がないと
- 人に厳しくなる
- 人からの評価を素直に受け入れられなくなる
- 自分の意見を人に伝えられなくなる
このような「短所」がでてきます。
例えば、仲が良いと思っていた人から、厳しくされたり、褒めてもその気持ちを受け止めてもらえなかったり、意見や考えを言ってくれなかったら、悲しい気持ちになりますよね?
このように、「自信がないことで、無意識に誰かを傷つけてしまう」ということが起こるんです。
ここからは、先ほど挙げた3つの「自信がない人が持つ短所」について、もうすこし詳しく解説していきます。
①自分に自信がないと自分にも他人にも厳しくなる
自分に自信がない
そう思っている人の中でも、実は能力自体は低くなくて、自分を過小評価している人も少なくありません。
そういった人が陥りやすいパターンが、この「自分に自信がないと、自分にも人にも厳しくなる」状態です。
自分は、自分の能力が低いと思っていて、自分に自信がない。
でも、そんな能力の低い自分にすらできていることなのに、この人は何でできないの!?
それって単なる努力不足じゃないの?
なんで、こんな自分にもできることができないの?
自信のなさが生まれる理由の1つに「比較」があります。
自信のない人は、誰かと比較して、自分の能力が低いと感じることで、自信をなくしていることが少なくありません。
つまり、比較をする思考のクセがついているということです。
そして、自分の「できる」と、誰かの「できない」を見た時に、「自分は人にできないことができる」と、自分の自信に繋げるのではなく、できない人に不快感を持ってしまうんです。
②人からの評価を素直に受け入れられなくなる
人は、「承認欲求」というものを、多かれ少なかれ持っています。
承認欲求とは、簡単に言えば「誰かに認めてもらいたい・受け入れてもらいたい」という欲求です。
小さいことかもしれませんが、自分が伝えたことを受け止めてもらうことも「承認」されたと感じます。
つまりそれは、「承認欲求」が満たされる瞬間です。
例えば、あなたが、仕事で新人の教育担当になったとします。
あなたは、新人さんに自信をつけてあげたくて、自分が思う新人さんの良い所を見つけて
○○さんは、仕事が正確で丁寧だね
と伝えました。
そうしたら、新人さんが「いや、私仕事遅いだけなんです。遅いから丁寧に見えるんです。」と言ってきました…。
なんか残念な、寂しい気持ちになるのではないでしょうか?
これは「自分が受け入れられていない」、「自分の気持ちが受け止められていない」と思うからです。
こんなことって、職場に限らず家族や恋人、友人など様々な場面でよくみられますね。
自信のない人は、人からの評価を素直に受け入れるのが苦手です。
特に日本人は「謙虚が美徳」という文化があるので、こういった傾向にもなりやすい環境で育ってきています。
しかし、謙虚になり過ぎて人からの評価を受け取らなさすぎると、相手に「受け入れられていない」というメッセージが伝わり、無意識に傷つけてしまうことになります。
③自分の意見を人に伝えられなくなる
自分の意見に自信がなく、会議や発表する場面で、自分の意見を言えなかったという経験をしたことがある人は多いでしょう。
こういった経験をすると、意見を言えなかった自分に対し、さらに自信がなくなったり、自分のことが嫌になったりもします。
ちょっと想像してみてください。
あなたは相談されるような立場(上司や先輩)です。
後輩が、自分を前に意見を言えなくなっています。
このとき、あなたはどう考えますか?どう感じますか?
- 自分に対して委縮している
- 自分って怖いのかな?相談しにくい雰囲気だしてるのかな?
- 頼れないって思われてるんだろうか?
こんな考えが浮かんでくるのではないでしょうか?
つまり、自分の意見を言えないと、相手に相談できない・頼れないなどの「信用されていない」というメッセージを送ってしまうリスクがあるということです。
このように、自分の自信のなさが、誰かの自信を奪ってしまう可能性もあるんです。
④今まで出来ていたことも出来なくなる
私は、かなり緊張しやすいタイプの人間なので、誰かに見られていたり、責任の大きい役割を任されたり、初めてやることに対して、手足が震えるほど緊張してしまいます。
こんな状態で、いつも通りの自分のパフォーマンスを発揮できるかと言われると、それは無理な話です。
そして
緊張して自分の力を発揮できない
⇩
自分の力を発揮できないから自信を無くす
⇩
自信を無くすからまた緊張する…
という負のスパイラルに陥ってしまいます。
先輩や上司からすると、いつも出来ていることが、自分がいると緊張してできない後輩の姿を見て、③の「自分の意見を人に伝えられなくなる」と同様に
自分が居ることでプレッシャーを与えちゃってるのかな
自分のせいでミスさせてるのかもしれない
そう感じさせてしまうかもしれません。
3.誰かに貰った自信は消えやすい
自信をつける方法と言われたら、「人から褒めてもらうこと」が案としてう頭に浮かぶのではないでしょうか。
もちろん、それでも自信をつけることができます。
「すぐに自信をつけたい!」というときには、人に褒めてもらったり、人に自分の良い所を見つけてもらったりは、即効性があるのでオススメです。
しかし、即効性がある分、効果が消えてしまうのも早いんです。
人に褒めてもらって得た自信は、消えやすいというデメリットがあります。
自信がなくなって行動できない、落ち込みすぎてしまっているというときは、誰かに頼ることが良いです。
しかし、長期的に自信をつけたい場合は、自分で自信を獲得していきましょう。
後半に、自信のつけ方も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
4.自分に自信がある人・自分に自信がない人の特徴
自分に自信がない人もいれば、反対に自分に自信があるという人もいます。
自信がない人と、自信がある人の違いは、どこにあるのでしょうか?
ここからは、両者の違いについて紹介していきます。
①自信がある人の特徴
自分に自信がある人の特徴は
- 自分軸を持っている
- 行動が早い(決断力がある)
- プラス思考
- 未来志向
- 声や字が大きい
以上の5つが挙げられます。
1)自分に自信がある人は、自分軸を持っている
自分軸、簡単にいえば「自分の意見を持っている」ということです。
「自分の意見を持っている」といいましたが、自分の意見を持っていない人はいません。
自分に自信がない人にも自分の意見はちゃんとあります。
ですが、自分に自信がある人は、自分の意見を理由に行動します。
反対に、自分に自信がない人は自分の意見を理由に、もしくは人の意見を理由に「行動しない」を選択します。
自分に自信があるというのは、自分の意見で行動できる人ということですね。
2)自分に自信がある人は行動が早い(決断力がある)
自分の考えや意見に自信があれば、迷うことがありません。
そのため、行動が早くなります。
悩んだ末に行動をした結果「もっと早く行動してればよかった」と思ったことはないでしょうか?
不安がっていたことも、悩んでいたことも、単に杞憂だったということは、世の中よくあることです。
「不安の90%は起こらない」なんて言葉もあるくらいです。
もっと自分の考えや意見に自信持って、どんどん行動して良いということですね。
3)自分に自信がある人はプラス思考をしている
上手くいくという経験がたくさんあるので、自分に自信がある人はプラス思考の人が多いです。
プラス思考だと、リラックスした状態で行動することができます。
リラックスしていると、自分の力を十分に発揮することができます。
自分の力を発揮することができると、それが自信になっていきます。
4)自分に自信がある人は未来志向をしている
未来志向というのは、現在から未来に向かって注目しているということです。
例えば、エジソンの「私は失敗したことがない。ただ1万通りの『上手くいかない方法』を見つけただけだ。」という有名な言葉があります。
これはポジティブ思考でもありますが、失敗した「過去」に囚われているのではなく、失敗を経験として未来にどう活かすかを考えている「未来志向」ともいえます。
人は、過去の失敗や経験に囚われてしまいがちです。
しかし、過去は変えることはできません。
過去の失敗を悔やむのではなく、過去の失敗をどう活かしていくかという「未来」に向かって考えていく人は、自分に自信が持てる人の特徴の1つです。
5)自分に自信がある人は声や字が大きい
自信というのは行動に現れます。
自分に自信がある人は、声が大きかったり、字が大きかったりします。
自信がある人を頭の中でイメージしてみてください。
その人はきっと、顔を挙げていて、笑顔で、胸を張っていて、堂々とした態度で立っているのではないでしょうか?
その人が、小さい声で話すところが想像できるでしょうか?
その人が、小さい字を書いているところを想像できるでしょうか?
きっと、声が大きく、書いている字も大きい方がイメージ通りですよね。
そのイメージ通り、自分に自信がある人は、声が大きく、字が大きいことが多いです。
②自分に自信がない人の特徴
自分に自信がない人の特徴には
- 完璧主義
- 「あるべき」思考
- 過去に注目している
- 成功するイメージを持てない
- 「でも」「どうせ」などのネガティブな言葉をよく使う
- 姿勢が悪い
以上の6つが挙げられます。
1)自信がない人は完璧主義
完璧主義なのに、なぜ自信がないのか不思議と感じる人も多いでしょう。
僕も完璧主義だったのでよく分かりますが、完璧主義の人は完璧にならないと行動できません。
何か不安があれば、それが解決するまで行動することができないんです。
しかし、「完璧になる瞬間」ってあるのでしょうか?
答えは「NO」です。
人が行っていることに完璧はありえません。
つまり、必ず「不安」に感じる何かがあるということです。
完璧主義の人は、完璧ではないことを理由に行動を起こさない。
⇩
行動を起こさないから自信がつかない。
⇩
行動を起こせない自分に、さらに自信がなくなっていく。
⇩
自信がないから行動に起こせない。
完璧主義の人は、「ありえない完璧」を追い求めることで、どんどん自信を無くしていってしまうんです。
2)自分に自信がない人はあるべき思考
自分に自信がない人は、「こうあるべき」と考える人が多いです。
これは「完璧主義」と似ています。
「あるべき思考」の人は、自分の作った「こうあるべき」の通りに行かない=失敗と捉えてしまいます。
例えば、「良い大学に入って、良い会社に入るべき」と考えいたとします。
そうすると
- 自分の思う大学に入れなければ失敗
- 自分の思う会社に入れなければ失敗
と、理想通りに行かない時点で、失敗体験になってしまいます。
後述しますが、成功体験が少ないことが、自信のなさの原因の1つです。
逆にいえば、失敗体験の多さは、自信のなさに繋がるということです。
3)自分に自信がない人は過去に注目している
自分に自信がない人は、過去にこだわり過ぎてしまいます。
これは、自分に自信がある人の特徴の「未来志向」の反対ですね。
あの時、あんなこと言わなければ
もっと早く始めてればよかった
こんな後悔したことって、ありますよね。
後悔自体が悪いわけではありません。
自分に自信のある人も、後悔をすることはあります。
しかし、自分に自信のない人は、後悔をネガティブに使いがちなんです。
例えば、さっき例に挙げた「もっと早く始めればよかった」と思った時、自分に自信がある人なら、出来る自分を信じているので
でも、そう思えるってことは自分が本当にやりたいことだったんだ。だから、今から始めてみよう!
と考えるでしょう。
自分に自信がない人は
もっと早く始めればよかった。
あのとき始めていれば今もっと○○になってたのに…。
もう始めるには遅いや…。
というように、やらない理由やできない理由に「過去」のできごとを使ってしまいます。
4)自分に自信がない人は成功するイメージを持てない
自分に自信がない人は、成功体験が少ないため(もしくは結果に関係なく成功したと自分で思えていないため)、何をするにも自分が成功するイメージが持てていません。
自分の経験で言うのであれば、注射をするときに、何となくですが「失敗するわけがない」という根拠のない自信が湧いてくることがあります。
意外と、こんな時って本当に失敗しないんです。
でも、反対に何となく「上手くいかなそう…」と感じていると、その通り失敗してしまうことが多いんです。
成功するイメージを持っていないと、成功するのって難しいというのは、みなさんも経験したことがあるのではないでしょうか。
イメージには根拠は必要ないので、どんどん自分が成功しているイメージを無理にでもするようにしていくと、そのイメージに自分が近づいていくってことは、意外とありますので、試してみてくださいね。
5)自分に自信がない人はネガティブな言葉をよく使う
自分に自信がない人は、自分に対しても、人からの評価や意見に対しても、ネガティブな言葉で返事をすることが多いです。
口癖は思考の癖でもあります。
思考が癖になるほど繰り返したネガティブな言葉は、自分の中にしみついてしまいます。
そのため、出来事に対して条件反射で「でも」や「どうせ」など、ネガティブなことを考えたり感じたりして、どんどん自分に自分で自信を無くさせていきます。
6)自分に自信がない人は姿勢が悪い
先ほど、自分に自信がある人をイメージしてもらいました。
では、今度は自分に自信がない人をイメージしてみましょう。
その人は、目線は下、項垂れていて、猫背。
とぼとぼ小さい歩幅で歩いていたり、部屋の隅で体育すわりをしたりしているのではないでしょうか?
自分に自信がない人は、このように「姿勢が悪い人」が多いです。
5.自分に自信がなくなる3つの原因
人はなぜ自信を無くしてしまうのでしょうか。
ここでは、自分に自信がなくなる原因について、解説していきます。
自分に自信がなくなる原因には
- 経験不足
- 批判・バカにされた経験がある
- 人と比較されてきた
以上の3つがあります。
①経験不足だと自信が持てない
この「経験」は、あらゆる「経験」と、「成功体験」という意味です。
これらのどちらか、もしくは両方が不足していると考えられます。
経験を積むと、予測ができるようになります。
人間は予測ができないことに、不安や恐怖を感じる生き物です。
そのため、予測ができるということは、不安や恐怖を感じない=自信に繋がります。
また、成功体験がないと、自分が成功するイメージが湧きません。
プロのスポーツ選手もイメージトレーニングを大切にしています。
これは成功するイメージが自分の中にあるかないかで、パフォーマンスが違うのをプロのスポーツ選手は知識としても、経験としても知っているからです。
それだけ、リアルにイメージするための成功体験というのが、成功=自信がつく結果に繋がるということです。
②批判やバカにされた経験が自信を持つことのジャマになる
人には「誰かに認められたい」という承認欲求というものがあります。
この欲求があるから、批判されたり、バカにされたりすると傷ついてしまうんです。
認められたいのに、認めてもらえなかった、批判された、バカにされた。
こうやって傷ついた人は、批判されることや、バカにされることが怖くなります。
怖くなると、行動することや、何かにチャレンジすること自体を避けるようになります。
そうすると、経験できないことが増えて、自分に自信がつく機会を逃していくことになってしまいます。
批判やバカにされたことに囚われてしまうと、こんな負のループに陥ってしまうんですね。
③人と比較されてきた人は自信がつきにくい
あなた、お兄ちゃんなんだから
お姉ちゃんの時は、こんなことなかった
弟君は、勉強が良くできるね
などなど
兄弟・姉妹がいる人は、こんなふうに比較されたという経験があるのではないでしょうか?
どうしても、兄弟・姉妹って身近な人だから、比べるつもりがなくても比べられてしまうことってあります。
言った本人も、比較しようと思ったわけではなく、無意識に比べてしまっていた、ということもあります。
僕は、5歳上の兄と二人兄弟です。
5歳も上だと、基本的に全ての機能・能力で兄が勝っています。
(※ここ言う「能力」は、個性という意味ではなく、身体的・精神的な成長的な意味です。)
年齢の平均値よりも体が小さく、病弱でもあった僕に対し、母は「か弱い子」というイメージを、いつまでも持っていたと思います。
そのため、ある程度大きくなってからも、僕が布団を自分で干そうとしたときに、母は
ほら、お兄ちゃん。手伝ってあげて
と兄に声を掛けていました。
直接比較されたわけではありませんが、僕はこの言葉から「僕は力が弱い」、「一人では何もできないと思われている」と感じていました。
このように、自分に対してネガティブな評価をしたことを、今でも覚えています。
※きっと、ここに少なくとも「プライドが傷つけられた」、「ショックだった…」などの感情があったから、今も覚えているんだと思います。
そして、この「比較」の厄介なところは、比較の対象のようにならないと自分は認め得られない…
つまり、今の自分では認めてもらえないというレッテルを自分で張るようになってしまうということです。
1回の比較でそうなってしまうとは限りませんが、繰り返し比較をされると、「自分では認めてもらえない」というレッテルがどんどん強いものになっていきます。
比較の基準になる側(先ほどの例で言えば「僕の兄」の方です)も、常に「優秀でいなくては認めてもらえない」というプレッシャーを植え付けるリスクがあります。
比較とは、比較された側・比較の基準になった側、双方にとってリスクが高いものになるということですね。
6.まとめ
自分に自信がなければ生きていけないわけではありません。
自分に自信がないことで、人一倍努力をしたり、リスクを予想してリスク回避ができたりと、自分にとっての長所になることもあります。
そのため、自信がない自分を絶対に直さないといけないと僕は思っていません。
自分の特徴を「どう使うか」の方が、生きていくうえでは大事です。
とはいっても、自分に自信を持ちたいと思う場面は、生きていく中たくさんあって、自信がないから行動できず、それに公開することもたくさんあります。
そんなときに、この記事の1つでも一言でも、何かの参考になってもらえたらと思います。
ポチっと応援よろしくお願いします
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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