「介護」という言葉を聞くと
- 訪問看護
- 訪問介護
- デイサービス
- 老人ホーム
など、様々なサービスが思い浮かぶと思います。
では、これらの「介護サービス」って、誰に向けたものでしょうか?
そうです!
家で介護をされている療養者さんです。
今ある「介護サービス」には、ご家族をサポートするサービスって無いんです。
私は、介護をする人をサポートするサービスが必要だと考え
今、山梨で、介護をする人向けのサポートサービスを立ち上げています
今回は、私が以前に山梨県の富士吉田市商工会主催のアントレプレナーキャンプに参加したときに提案した
自宅で介護をされているご家族向けサービス 介護相談一体型訪問リラクゼーション
について書いていきたいと思います。
アントレプレナーキャンプ発表当日の様子はこちらからご覧になれます
「大切な家族なのに優しくできない」と感じたことはありませんか?
突然ですが
「大切な家族なのに優しくできない」
こんなふうに思ったことはないでしょうか?
大切な人であっても、優しくできない瞬間はあります。
むしろ大切な人だからこそ!優しくできない瞬間があるんです。
長年連れ添ったご夫婦、育ててくれたご両親、、、大切な人の元気な姿を覚えているから、変わってしまった姿に寂しさを感じる
そして、そんな自分に罪悪感を抱く
では、なぜ寂しい気持ちをイライラとして、ぶつけてしまうのでしょうか?
それは 心に余裕が無いからです!
その寂しさが、苛立ちという形で出てしまうんです
介護をしているご家族から
私のこの辛さやイライラは、何処に!誰に相談したらいいの?
誰が聞いてくれるの?
このような言葉を何度も聴いてきました。
冒頭の繰り返しになりますが介護をされる人の為のサービスは沢山あります。
もちろん、これらの介護をされる人の為のサービスは、社会資源としてとても大切です!
ですが、介護をしている「ご家族」の支援は全国的にほとんどありません。
支援がなければ、余裕が無くなるのは当然ですよね。
介護をしている人にも支援が必要
- 介護をしていても心に余裕を持って過ごしてほしい
- 介護をしている家族にも心穏やかに過ごしてほしい
そんな想いから、介護をしているご家族に向けたサービスを始めようと考えました。
【⠀】
介護相談一体型訪問リラクゼーションとは?
そんな介護を担う人を支える「介護相談一体型訪問リラクゼーションとは、どんなサービスなのか?
それは、自宅でリラクゼーションを受けながら専門家に相談ができるサービスです
まず電話で予約して、介護の状況を簡単にヒアリングします。
ご希望の時間に訪問し、ケアとアドバイスを行い、サービス提供後も電話で相談できるようにいます。
介護相談一体型訪問リラクゼーションの特徴
介護相談一体型訪問リラクゼーションの特徴は以下の4つです。
介護相談一体型訪問リラクゼーションの特徴①介護をしている人限定
ご高齢であったり、障害をもつお子様を育ててる方であったり、介護をしている人「しか」受けられません
介護相談一体型訪問リラクゼーションの特徴②自宅に訪問してもらえる
自分の自由な時間、少しの隙間時間に自宅に訪問してもらいサービスを受けることができます
介護相談一体型訪問リラクゼーションの特徴③介護の悩みを一緒に相談できる
リラクゼーションで体を癒しながら、介護の悩みや自分の体調の不安を相談できるので、同時に心の安心も得ることができます
介護相談一体型訪問リラクゼーションの特徴④経験豊富な看護師に相談できる
集中治療室、内科、外科、整形外科、小児科で勤務。
それ以外にも訪問看護、特別養護老人ホーム、介護認定の認定調査員など
経験豊富な看護師がセラピストとして訪問します
そのため、さまざまな分野での専門的なアドバイスができます
サービス内容は「リラクゼーション+介護相談」
次にメニュー内容ですが
時間は1回の訪問が40分
うち30分はリラクゼーション
ボディケア、ハンドケア、フットケア、ヘッドスパから自由に組み合わせていただけます
残り 10分は介護相談
介護が楽になる介護技術のコツの指導、制度やサービスについて、ご家族との関係性など、介護にまつわる悩みや自分の体調の悩みを、分かりやすくアドバイスします
介護が楽になる介護技術のコツの指導って?
介護相談の内容の中には
「介護が楽になる介護技術のコツの指導」というものが含まれています
介護はある日突然やってきます
ある日突然、事故や病気に襲われてしまう
今日から介護をしなければならないという状況は予測ができません
予測ができないということは、準備も出来ず
いきなり今日から介護をしなければならないかもしれないということです
看護師や介護士は、介護をするための技術と知識を座学と実践を通しを3年以上かけて学びます
ですが、意外と現場に出ても、すぐには上手くできないんですね
そして、そんな技術を学んでいる看護師・介護士の健康問題には「腰痛」があるんです
技術を学んでいたとしても、身体を壊してしまうということです
そんな技術を「今日から始めろ!」と言われてもできるわけがないですよね
仮にできたとしても、力ずく・自己流でやってしまい身体を壊してしまいます
私は男性としては160cmと小さく、看護師になった当時45kgしかなくかなり小柄な体格でした
※今はもっと太っていますがwww
小さい私は、大きな男性の介助がとても苦手でした
そこで、多くの介護技術の講習会に参加、教材を購入して学んできました
そこから実践を通し、今日から使えてすぐに楽になるコツがを習得してきました
体格の小さい私が楽になった介護技術のコツを、分かりやすく、それぞれの介護の状況に合わせた方法でお教えします
相談時間10分って短くない?
相談 10分、短いと感じますよね?
僕も感じますwww
ご自身でマッサージを受けに行った時、お話ししながらマッサージをしてもらった経験はありませんか?
同じように、リラクゼーションを受けながらの相談も勿論可能です
つまり、リラクゼーションを受けている30分も含めて相談に使うこともできます
※このサービスを提案していた当初はリラクゼーション30分と相談10分としていました。
ですが、現在は1回の訪問40分を自由に時間の振り分けをしていただけるプランに変更しています1
例:リラクゼーション20分、相談20分
リラクゼーションのみ40分
相談のみ40分
介護相談一体型訪問リラクゼーションの料金について
サービスの金額は、1回40分の訪問で6000円と他社と比較すると少し高く設定しています
他社と言っても同じサービスがないので、比較対象は一般的なリラクゼーションのお店です
自宅に訪問する点や、専門的な相談ができるという点から見ると、比較安い金額に設定ではないか?と思っています
今後、低価格でサービスを体験してもらう「モニター」を募集しようと考えています
山梨県内に在住の方で
私、モニターやってもいいよ
という方は、ぜひこの後お声掛けください!
介護相談一体型訪問リラクゼーションの利用例
このサービスを必要な人をイメージしやすくするために「さとこさん」を例に具体的に説明していきます
さとこさん50歳、夫と義理のお母さんと3人暮らし。
息子は独立して県外で1人暮らしをしています
義理のお母さんが脳梗塞になり、今は半身マヒと認知症を発症し、介護が必要です
夫はあまり介護に参加できず、介護は主にさとこさんがしています
さとこさんが介護で抱える身体的ストレスと精神的ストレス
そんなさと子さんですが
身体的ストレスに、腰痛、慢性疲労、睡眠不足、高血圧、浮腫
精神的ストレスに、鬱っぽい、介護で自由な時間が持てない、お義母さんのことが常に心配、介護がいつまで続くのかという不安
と、多くのストレスを抱えています
リラクゼーションと介護相談でさとこさんのストレスを解消していきます
ストレスフルのさと子さんは、ケアと相談を受けることで、心も身体も軽くなり、気持ちに余裕が生まれました
気持ちに余裕が生まれたら、大切な人にも優しくすることができるようになります
このように、さと子さんがケアを受けることで、家族全体の支援にも繋がるんです
皆さんの周りにも「さとこさん」のような方がいらっしゃいませんか?
介護は1人で抱えてはいけません
もし、いらっしゃったら、ぜひ、僕に、その人の手助けをさせてください!
介護の主役は介護されている人だけではなく家族も含めての「介護」
介護の主役は「介護をされている人だけ」ではありません
ご家族を含めての「介護」です
「介護する人にも、される人にも優しい街」を作っていきたいと考えていますので、ぜひ応援よろしくお願いします!!
また、この記事や介護相談一体型訪問リラクゼーションに対するご意見・ご感想など、今後の励みになりますので、お気軽にコメントいただけましたら幸いです
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
SoRaでは、介護に困っているご家族へのサポート、大切な人を亡くされた方の心のケア、看護学生向けのオンライン・オフラインでの家庭教師、人間関係に悩んでいる人・仕事での愚痴や不満・日々の不安など生活の中での悩み相談を行っています。
何かお困りごとがありましたら、遠慮なくご相談ください。
⇩各サービスのご予約はこちら⇩
⇩お問い合わせはこちら⇩
コメントいただけると嬉しいです